【ファームステイ@台湾32】台湾版、お茶の品評会へ!
2018年1月18日。
昨日は斗六(dou liu)駅近くのホテルに一泊した。朝10時頃に、おじさんが迎えに来てくれるとのこと。品評会、楽しみだ。
詳しく話を聞くと、今日は昔一緒にお茶の生産技術等を学んだ仲間の同期会、兼、お茶の持ち寄り試飲、講評会らしい。
場所は鹿谷郷。お茶の産地だ。

お茶屋さんはもちろん、茶農家用に製茶道具を販売しているお店もたくさんあった。
台湾はどこへ行ってもまずはお茶でおもてなししてくれる。飲みながらおしゃべり。
飲み方をざっくり説明しておきます。
右の細長いお茶碗が聞香杯(もんこうはい)、左が茶杯です。
ホストが、まず 聞香杯にお茶を注いでくれるので、左側の茶杯に移します。
空にした聞香杯の残り香を 嗅いで楽しんで、茶杯のお茶を飲みます。
というゆっくり味わうのが、このスタイルの飲み方、楽しみ方なのに、 聞香杯が乾く間もなしで、 隣の人と話したりしてよそ見していると、次から次へと注ぎ足してくれる!おもてなしの圧が強い!
品評会前にすでにお腹ちゃぽちゃぽ。でもおいしかったので幸せです。
さて、いよいよ品評会。
ずらっと並ぶ白いカップ。審査の方法は紅茶と似ている。
写真左のカップにお湯を注いで、フタをする。5分待って、お茶を最後の一滴まで、茶碗に注ぐ。
それからテイスティング。
紅茶の場合は茶殻を蓋に開けるけれど、ここではカップに入れたままだった。匂いが逃げないようにするためらしい。
お茶園ごとに滋味も香りも水色も全然違って、凄く面白かった。
今回は紅茶、烏龍茶混在たっだので、その違いはもちろんの事、品種の違い、地域の違い、焙煎の深浅、などなど、いろんな要因が絡み合って変化するお茶の奥深さをまた一つ知ることができた。
お茶の世界から抜け出せる気がしない。

最後に先生の講評があって、今日はおしまい!