カテキン、カフェインの抽出量を自分で変える方法

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この記事を読んでくれているあなたは、

緑茶って体にいいって聞くけれど、どんな飲み方をすればいいんだろう?
緑茶の効果的な淹れ方ってあるのかな?

と思ってここにたどり着いてくださったと思います。

実はお茶の成分は、淹れる温度によって抽出され方が随分変わります。

今回の記事では効果的な淹れ方(抽出温度)を中心に答えていきますね!

この記事を読むことで、得たい成分ごとの効果的な淹れ方がわかってもらえると思います。

緑茶の効果的な淹れ方

緑茶、薬としての始まり

具体的な飲み方の前に、一つ、小話を。

お茶、というと、コーヒーなどと同じ嗜好品であるにも関わらず、その美味しさよりもダイエット効果や利尿作用などといった効果効能が注目されがちですよね。

商戦といえばそれまでですが…(笑)

今では日常的に飲まれるお茶ですが、実はお茶、特に緑茶はその昔、毒出しの薬として重宝されていました。

コーヒーも最初は薬だったと言われていますが、お茶と比べるとまだまだ若造です。

お茶の薬としての歴史は古く、神話の時代に遡ります。紀元前2740年頃、中国の医薬と農耕の神、神農は、さまざまな植物が毒か薬かを、自身の体を使って調べていました。彼はある日、72の毒にあたってしまいひどく苦しみました。そのとき、そばに白い可憐な花を咲かせた爽やかな香りのする植物を見つけます。その葉を食むことでたちまち毒が消えたのでした!以来神農はこの毒を消した植物を「査」と名付け(調べる草の意)、毒にあたっては「査」で消し、あたっては消し、を繰り返し、研究に励んだそうです。

おわかりですね??

このたちまち毒を消し去った植物「査」こそが「茶」です!

(「茶」の名前の由来については諸説あります。)

最期、神農は強い毒にあたったときに、運悪く茶が手元になく、そのまま毒に負けて亡くなったそうです…。

(もっと神話について知りたい方は「神農 茶」などで調べてみてくださいね!今回は緑茶の効果的な飲み方がメインなので割愛します。)

また、野菜の少ないモンゴルなどではビタミン、ミネラルの補給源として今でも茶が利用されています。

成分と抽出温度

では、お茶の効果的な淹れ方について具体的に見ていきましょう。

温度によって各成分の抽出され方が変わるところにご注目ください。

まずは上のグラフのカテキン(青い線)をご覧ください。60℃では緑茶に含まれる成分量のうちの三割ほどしか抽出されません。

対して、熱湯(95℃)で淹れると8割近くが抽出されます。

カテキンを摂取したい場合は高い温度で緑茶を淹れるとよい、ということがわかります。

次にカフェイン(赤い線)をご覧ください。60℃では5割ほどですが、80℃を超えると9割以上が抽出されます。

カフェインを摂取したい場合は80℃以上で、逆に摂取したくない場合は低い温度で淹れるとよい、ということがわかります。

最後にアミノ酸(黄色い線)をご覧ください。アミノ酸は、カテキン、カフェインと違い、60℃の低い温度でも7割ほどと多く抽出されます。

アミノ酸は低い温度でも十分に抽出される、ということがわかります。

以上のことから、

・カテキン、カフェインを摂取したいときは高い温度で(アミノ酸も十分抽出されている)

・カテキン、カフェインを摂取したくないときは低めの温度で

これだけ知っていれば、同じお茶でも

例えば、朝は眠気覚ましにカフェインたっぷり、熱いお茶。油っこいものを食べたから、カテキンたっぷり、さっぱり熱いお茶。

夜だから、ぬるいお茶で、カフェイン少なめ、リラックス。

なんて使い分けもできちゃいますね!

味について

緑茶の成分を効果的に摂取したい!とはいっても、やっぱりおいしく飲みたいですよね。

さきほどの成分と抽出温度のところでお話しした通り、温度によって抽出される成分は変わります。もちろん、味にも影響します。

ところで、

「良いお茶ほど低温で」

こんな言葉を聞いたことはありませんか?

これにもちゃんと理由があるんです。

勘のいい方はもうお気づきかもしれません。

そう、低温で淹れることで、苦渋み(カテキン、カフェイン)を抑え、うまみ(アミノ酸)の多いお茶を淹れることができるのです!

だから、玉露など、うまみを楽しみたいお茶は低温で淹れるんです。

一般的に、上煎茶を淹れる場合は75℃前後が、うまみ、渋み、苦みのバランスがとれておいしいといわれています。

自分の好みの温度を探ってみるのも面白いですね。いつものお茶が、違った顔を見せてくれるかもしれませんよ。

おわりに

今回は温度変化によってかわる、緑茶の成分について

→ほしい成分を抽出する効果的な淹れ方について

のお話でした。

いかがでしたでしょうか?

あなたの楽しいお茶ライフの一助になれば幸いです。

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