元茶農家が教える、おうちで簡単!ほうじ茶づくり!!
こんにちは!ココロです。
突然ですが、あなたのおうちに眠っている緑茶はありませんか?
貰い物だったり、中途半端に残って古くなっていたり・・・。
今回はそんな緑茶をおいしいほうじ茶に生まれ変わらせちゃう方法をご紹介します!
もちろんほうじ茶を作るためにお茶を買っていただいても大丈夫です。
煎茶、番茶、青柳、かりがね・・・緑茶ならなんでもOKです!
いろいろ試して味比べしてみるのもありですね。
それではさっそく、作っていきましょう。
とっても簡単なのに、買ったほうじ茶では味わえない、焙煎仕立てのおいしいほうじ茶が楽しめますよ!
用意するもの
・フライパン
・へら
・緑茶
フライパンとへらはきれいに洗って、においが残っていないことを確認してください。
食べ物、特に油臭がするほうじ茶っておいしくないので、ここだけ!気を付けてください。
あとは焙じるだけです。
作り方
出来上がりまでの時間は10分程度です。
最初はあなたの好みも探っていきたいので30g程度の少量で作ってみましょう。
フライパンに緑茶を入れ、火にかけます。
強火寄りの中火くらいからスタートしましょう!
緑茶の量はフライパンの底が隠れる程度が作りやすいです。
少ないとあっという間にこげてしまい、多いと焙じるのに時間がかかります。

火にかけたら、焦がさないように緑茶を動かし続けます。

しばらくすると煙がもくもくもくもく・・・。
お茶屋さんの香りが部屋中にしてきます。
この辺りで火を弱火~中火にしてください。
火が強いままだと、一気にこげていくので、焙じ具合の調節が難しいです。
火を弱めにして、さらに色が茶色くなるまで、見極めながらじっくり焙じます。
さて、ここからはあなた次第!弱火にしておけば失敗することはありません。
せっかく自分で焙煎するので、自分の好みを見つけてください。
と言われても、初めてほうじ茶を作るのに、好みってわからないという人のために、アドバイスを。
好みを探る
緑がなくなってきたな~と思ったら、早めに火を止めて、湯呑に茶葉を一つまみ入れ、少しお湯をさしてみましょう!
そのお茶をスプーンですくって飲んでみます。
それからもう一度、フライパンを火にかけ、さらに焙じてみましょう。今度は緑がなくなって茶色ばっかりになるくらい・・・。煙が出てきますが、そういうものなので安心してくださいね。
黒くなる前には火をとめてください。
また茶葉を一つまみ別の湯呑に入れて、お湯をさします。
さきほどのお茶と比べてどうでしょう?
一つ目がお好きなら、浅炒り派、二つ目がお好きなら深炒り派です。
ちなみに私は普段使いには少し緑茶っぽさの残る、浅炒りが、お菓子と合わせるなら香ばしい香りが強い深炒りが好みです。
いろいろ遊んでみてください!

焙じたてほうじ茶を飲んでみよう!
お疲れさまでした!
さっそく飲んでみましょう。
一人分
熱湯:150cc
ほうじ茶:3~5g
時間:30~60秒
↑上は参考です。
急須にほうじ茶を入れて、熱湯を注げば・・・
ん~いい香り~

我ながら上出来上出来(笑)
温まります・・・。
さいごに
今回はほうじ茶の作り方をお届けしました。
フライパンだけで簡単にできるので、ぜひ作ってみていただけたらな、と思います。