心がかようボランティア【メディテーション@ミャンマー3】

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2018年11月

タバワセンターからの景色
タバワセンターからの景色


タバワセンターのボランティアは、運営もボランティアによってされている。滞在期間の長い人が代々やり方を受け継いで、新しくやってきたボランティアに施設案内をしたり、仕事の説明をしたりしてくれる。

ボランティアのスケジュール
ボランティアのスケジュール

実際のボランティア活動のスケジュールは上の写真の通りに、時間ごとに決まっている。
毎日夕方に行われるミーティングで、翌日参加したいボランティアにそれぞれが手を挙げて参加者を決めていく。たまに人数調整をしたりするものの、だいたいはすんなり決まる。毎日新しい人が来るので、自己紹介もこのミーティングの時間に行われる。

詳しい内容は以下の通り。

ALMS:いわゆる托鉢の事。村を回ってお布施や食べ物をいただく。

PHYSIOTHERAPY:それぞれに合わせて作られたメニューで運動を行う。足の曲げ伸ばしや、立ったり座ったりする運動など。日によっても痛みのコンディションが違うので、無理させすぎず、甘やかしすぎず、と言われた。マッサージしてあげたりもする。

MAKE THEM MOVE:こちらも運動を行うが、上のフィジオセラピーより専門色が薄い。

PATIENT CARE:寝たきりの患者さんの見回りや、患部のケアを行う。死を待つだけという人もいて、日に日に弱っていくのを見るのはつらかった。

VILLAGE SCHOOL:村の学校を訪れて何か教える。

PATIENT WASHING:患者さんをシャワーに入れる。というより患者さんと一緒にシャワーを浴びる感じらしい。

PAGODA PARTY:最も謎な名前のボランティア活動。自力では歩けない人が希望した際に、一緒に公園へ散歩する、というもの。

後はボランティア全員分の夕食を作るCOOKINGとか、英語を教えるENGLISH CLASSとかがある。

介護も看病(風邪の看病は除いて)もしたことがなく、初めての事だらけだったけれど、いろんなことを教えてもらった。
例えば、人に丁寧にマッサージをしたのも初めてだった。こんな素人のマッサージでも冷たかった体が徐々に暖かくなっていった時の体温はいまだに手のひらに残っている。最初はむすっとしていた顔も最後はほぐれて笑顔になっていた。きっと私も同じような表情をしていたんだろう。
優しい人になりたいと思っているけれど、優しいってこういう、誰かと丁寧に向き合うことかもしれないと思った。

タバワセンターには様々なステージの助けが必要な人がいる。本当に医療的な処置が必要な人や、感染症を患っている人は専門家が看るのでボランティアの活動外だが、案外そういう医療的な面以外での助けが必要な人が多いことを今回初めて知った。ただ、公園に出かけたい、という「夢」を実現するのに助けがいる。その「夢」はたった一人、助けてくれる人がいれば叶うものなんだと知った。

重病には違いないのに、ボランティアと話がしたい!と言って、少しずつ英語を覚えているおばあさんがいたりと、鼻につく消毒薬のにおいの割に明るい人が多かった。迷惑をかけて・・・と卑屈になることなく、ボランティアを受け入れてくれていた。人間って持ちつ持たれつなんだよなぁと実感したボランティアの日々だった。

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