ミャンマーの美しい竹製品【ミャンマー16】
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アジアはどこに行っても竹製品と出会う。
私が旅した中では、ミャンマー北部の竹製品が種類も美しさも一番だった。今はもう日本では手に入らないか、高値になってしまうようなものが無造作に積んである。
シポでは、かごから家まで、何でも竹で作られていた。家を建てるための足場まで竹、という徹底ぶり。
こんなに丸くも加工できるんだ・・・!
丈夫で、便利で、美しく、最後は自然に帰る。
今、日本の農村部では刈っても刈っても生えてくるといって、すっかり邪魔者扱いの竹が、その再生力も含めてどれだけ大切な資材であったのか。どれだけ生活に溶け込んでいたのか、舌を巻く思いだった。
プラスチックなんて、なければないで、良かったんだな。
家具用の竹、かご用の竹、調理用の竹・・・とそれぞれ竹の品種が異なるそうだ。 それぞれ、丈夫さや、しなり具合、内側に薄皮があるかないかなど、性質が異なる。
ガイドさんによると、ミャンマー国内に94種(!)もあるらしい。使いこなしている職人さん、凄い・・・。
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