農業と自然破壊/トレッキング3【ミャンマー13】

スポンサーリンク
ミャンマーの大地
ミャンマーの大地

写真の奥の山と手前の色の違いを見比べてほしい。
茶色と緑の差が明らかだ。手前側も何年か前までは森だったという。

トウモロコシの収穫風景
トウモロコシの収穫風景

写真の茶色い部分では中国輸出向けのトウモロコシを大量に育てている。

ミャンマーの人は

「農薬漬けだし、土地はやせていくし、値段は安いし、そもそも中国好きじゃないけど、中国向けの商品で金銭を稼いでいるので仕方がないんだ」

とこぼしていた。

私は農業って、本来、人が動くだけで一粒の米が一万粒になるように、世の中に数ある仕事のうち、唯一エネルギー収支をプラスにできるものだと思う。

ところが経済協力開発機構(OECD)によると、温室効果ガスのうち、17%が農業由来であるという。エネルギーを使い倒して食料を得ている。(肉等を生産するコストも含まれている。)

こんな風景を見ると、大量生産型の農業は、世界的にも「農村」と聞いてイメージするような牧歌的な景色とは程遠いんだな、と実感する。人口も増えるし、食料生産は急務にしても、いつかすべての森林を伐採しつくし、農地を拡大しつくした後は、どうなるんだろう。

難しいことは抜きにしても、美しい風景は、地球上のそこここにあってほしい。何がいいとか、悪いとかを決めることはできないけれど、農業をやっていく者としては、そういう美しい風景を守っていきたいと思う。どうしたらいいのか、まだ答えは模索中・・・。

このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
TOP

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

トラックバックURL:https://farmer-gw.com/myanmar/myanmar-13/trackback/