動物と人の位置関係【ファームステイ@モンゴル19】
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2018年10月8日
モンゴルで生活していて、よくわかったことがある。
それは動物による人との距離感の違いだ。
下の写真を見てほしい。
なんて美しい大自然・・・ホゥ。
とそんなことが言いたいのではない。
人を中心に円を描いた場合、一番近くの円に人が好きな犬、そして猫がいる。そこから少し離れた二つ目の円に家畜化された草食動物のうち人が好きな個体がいて、3つ目に人に慣れにくい、ナイーブな(?)個体群があちこちを移動している。その向こうは人の入れないエリアだ。
ゲルの横には犬がいる。
こんな風に、広い土地にポツンと一軒、人口密度が低い状態だったとしても、ヒトという比較的大型の哺乳類が及ぼす影響は大きい。周辺を支配している。
そして、同じ「好き」だとしても、犬と猫と、馬と牛では「好き」の度合いも表現の仕方も何もかもが異なる。
犬は、ご存じの通り全力で愛情表現してくれるが、草食動物はクールだ。そこの違いが”犬は食べられない”につながるのかなと思った。
人は人だけでは生きていけない。食料の面では当然として、協力者としての犬、猫、馬、牛がいて初めて、これだけ広い面積を支配できるんだろう。
そして人の住処のほど近くに、モンゴルでもいた。ねずみ。
ゲルの近くに確実に何かが住んでいる跡があったので、しばらく様子をみてみた。
少し離れたところからじっと様子をうかがっていると、でた!
モンゴルには昔の日本のような穀物の貯蔵庫はないが、ゲルの周辺にいくつも巣穴があった。猫が、夢中で捕まえては、頭からバリバリ食べていた。
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