自給自足の生活【ファームステイ@ドイツ6】

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ドイツ農場の自給自足生活について、動物以外のところを紹介していきたい。

まずは野菜畑。エクセルで輪作体系を管理して、50種類以上の野菜を作っている。

野菜畑
野菜畑

写真を撮った3月はキャベツやパースニップ(日本語ではサトウニンジンかな?)などが不織布の下に植わっていた。

馬耕の道具
畑を耕すときは写真のような道具を使う。 見慣れない道具だが、馬耕用のもの。
馬耕
馬で引いているところ。



暖房、キッチン、風呂のエネルギーはすべて自前の薪で賄われている。
キッチン、風呂の燃料として使われているのはポプラの木だ。

農地に一列に並び、番号札をつけて伐採時期が管理されている。防風林としての役目も果たすので一石二鳥だ。

番号札のついたポプラの木
番号札のついたポプラの木
薪
暖房、キッチン、風呂で異なる大きさの薪を使い分けている。
風呂
お風呂。ドイツなので基本シャワーのみでお湯をためる習慣はない。写真左の縦に長い筒がお湯を沸かす部分。下の方の小さな扉から薪を入れて燃やすと、上部分のお湯が沸く。熱いお湯を水でうめて、調節しながらシャワーを浴びる。

暖炉用の大きい薪にするための木は、10キロほど離れたところにある森で伐採して、長さをそろえ、荷台に乗せて運んでくる。

口で言うのは簡単だけれど、重機なしの手作業なので大変だ。

木を切るのはさすがにチェーンソーを使うが、荷台に乗せるのは滑車を何度も付け替えながら少しずつ木を動かしていく。
三人がかりで持てないような丸太を動かせるんだから滑車ってすごい!おかげで腰を痛めずに済んだ。昔物理の授業で習った滑車の有用性を実感した。教科書の図で教えるんじゃなくて、今回みたいに実際に重たい木でも動かしてくれたら面白い授業になったろうに。

【ファームステイ@ドイツ2】でも触れたメインの馬が健在だった時は10キロ運んでくるのは馬とやっていたそうだが、今回は車で。

森には木を切る以外の楽しみもある。いろいろな動物の痕跡が見つかるのだ。見つけて嬉しかったのはビーバーダムと、ビーバーが木を切り倒した(齧り倒した?)跡!
きれいな施工跡で感激だった。職人技だ。

ドイツの森
ドイツの森
ビーバーが木を倒した跡
ビーバーが木を倒した跡。仕事が丁寧・きれい!
そしてうらやましくなる頑丈な歯!
ビーバーダム
奥に見えるのがビーバーダム。ビーバーには会えなかったけれど感激。

ドイツの食習慣に違わず、この農場でも朝晩はパンとジャムやグラノーラ(ドイツ語ならミューズリ)など、「冷たい食事」と呼ぶ、適当なご飯。お昼は「暖かい食事」で野菜に卵や肉、加えてジャガイモかパスタか米などの炭水化物。9割以上を自給している。肉は羊か鶏だ。肉については【ファームステイ@ドイツ5】へ。
私の滞在中だった農場主の誕生日のケーキももちろん自家製。なんて幸せ!

舌で感じる味は置いておいて(もちろんそれもおいしいけれど)、お腹でおいしさがわかる料理だった。燃えて素直にすっと体に沁みる感覚がするというか・・・。自給自足の大変さはさておいて、こういう食事ができるのは幸せだ。


お昼ご飯
お昼ご飯
自家製ケーキ

東南アジアではあんなに簡単だった自給自足の生活が、ドイツではものすっごく大変。

次回は少し考察してみたいと思う。

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