動物に囲まれて【ファームステイ@ドイツ5】

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農場では、ニワトリ、羊、馬を飼っている。

ニワトリは卵と肉用、羊はミルクと肉と毛、馬は労働力だ。

ニワトリ
ニワトリ。品種は雑多。
月に一羽くらいのペースで食べる。
人が近づくと餌がもらえると思って寄ってくる。
ちょうど滞在中に子羊が生まれた。合計5頭生まれて、無事に育ったのは3頭。
この羊(左)は二頭産んだ。雄雌一頭ずつ。
ところが何の都合か、メスの子羊にしかミルクをやらず、オスの子羊が近づこうものならミルクを飲めないように+体温を分けないように、体の向きを変え、逃げ、頭突きをくらわせ蹴り飛ばす。
定期的に母羊を繋ぎ、子羊がミルクを飲める時間を作ってやることになった。
結果、二頭とも元気に育った、と言いたいところだけれど、熱電球の下で一頭震えていたオスの子羊が生き残り、メスの方は死んでしまった。

かよわい子羊ちゃん、っていうけど、かよわいのレベルが成人に使えるものじゃない。だれだ、こんな変な比喩使いだしたのは!子羊ちゃん、なんて言われたら、怒っていいレベル。
元気に生き残った3頭に子羊と、優秀な黒色羊の母。彼女は子育てに失敗しないらしい。
ちなみにもう一頭の死因は農場の子供たちに構われすぎたことによるストレスだ・・・。
動物には動物のペース、距離感、領域がある。かわいくても羊の事は羊に任せて放っておくのが一番だ。

しかし、生き物の死骸は何回見ても見慣れないものだ・・・。魂の抜けた、重たそうな、固そうな感じに少し寒気がする。とは言いつつ、淡々と処理するのだけれど。
農場の羊は数が増えると食肉になる。冷凍保存して、ちょっとずつ食べる。
今まで生きていたものが命を失う瞬間もやっぱり慣れはしない。子供のころからずっと、感謝しようが残さず食べようが、殺された側からしたら「残さず食べてくれてありがとう!」なんて絶対思わないだろう、とか、かなり悩んだりもしたけれど、でも生きることは”こういう”ことだ、とあきらめ半分、受け入れた。
一対一で見れば 生きることは殺して奪うことだけど、もっと大きい視点で見れば、結局すべての物質が循環しているだけのことだ。善悪では語れない。

だから余計に、循環しきれないような量のエネルギーを放出するのはおかしいんだろうなと思う。
馬と子供は仲良し。
なんでわかるのかわからないけど、集中して、穏やかな心持ちで向き合っている時と、考え事していたり、感情がぶれていたりする時とで馬の態度が違う。馬と向き合っている時間はそのまま瞑想している時間みたいだった。
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